先月、≪羽生くんの写真撮るの下手くそ選手権≫が話題 になりました。そのパレード「行ってるかと思った」と何人かから言われました。さすがに好きだけど遠くて行ってません。
私も羽生君を平昌オリンピックから帰国したときに撮影しました。
子供の受験はいつも、オリンピックと重なります。高校受験はソチオリンピックでした。国立前期の試験前夜、2月24日はホテルの狭い部屋でテレビを見ていたら、横で勉強していたはずの子供も一緒になって、マススタートやカーリングの3位決定戦を応援し始めました。正直受験どころではなかったです。この日は本当に盛り上がりました!
2日後、受験を終えレンタカーで成田空港に向かっていました。子供は助手席でぐっすり寝ています。今日は特に予定を決めていなかったので、まだ時間があるなあと成田山新勝寺でもいこうかなと思いながら運転していました。
このナビテレビも見れるんだ!と途中で気づき、テレビをつけると「まもなく、選手たちが帰国します」と言っています。そうなんだ〜今日帰ってくるのねーと思ってすぐ、えっ?帰ってくる?成田?見れるんじゃない?と気づきました。
慌てて路肩に車を止め、成田空港の案内所に電話しました。「今日オリンピックの選手団が帰ってくる便を教えてください」と言っても「あいにくそのような情報は入ってきておりません」という。
そんな訳ないじゃん!
とは、思ったが、喧嘩している暇はない!
(そんな時は、あいにくお教えできませんって言った方が感じいいなあとは思いました)
さて、どうしようと思ってネットでオリンピック、帰国で検索したらツイッターで帰国便の情報を逐一あげている方が・・
ありがとう💐
何とか、間に合うかもと急いで成田空港に直行!レンタカーを返していたらとても間に合いそうにない。寝ている子供を起こして、寝ぼけて何も状況が理解できていない子をとりあえず身一つで成田空港に「あなただけでも見てきて!」とおろしました。私は焦ってるし、成田空港わからないしでぐるぐる回ってようやくレンタカー会社にたどり着きました。送迎車で空港まで送ってもらうも、すでに到着して随分経っています。
子供に何も荷物を持たせないままおろしたので私は両手に荷物、背中にリュックとものすごい格好です。それでもターミナル1で降ろしてもらい、警備員さんに「まだ到着していませんか?」と聞くと「まだみたいだよ」と教えてくれました。
ターミナルに入ると、ものすごい人です。テレビ局もたくさん来ています。
とりあえず通路からは一般の人の人垣が5Mくらいできていて、その後ろにテレビ局の人が脚立に乗ってスタンバイしています。その後ろにコーンを立てていたので、そこで待つことにしました。子供はどこにいるのかわかりません。しばらく待っていると、日テレさんのスタッフさんが「ここ入ってもいいですよ」と言ってくれました。
やさしー日本テレビさん!
お言葉に甘えてテレビ局の人たちの前に少しあったスペースに入らせてもらいました。でも、一般の人の壁がすごくてなかなか前が見えません。そのとき、そうだ!私はスーツケースを持っていると気づきました。買ったばかりのスーツケース私の体重支えられるか心配でしたがそれでも羽生君のためならとスーツケースと横にしてその上に乗って写真を撮ることにしました。
まりりん、本当に綺麗だった
どのくらい待ったでしょうか?テレビ局の人もレポートの練習をし始めました。待ちくたびれたころようやく選手団がでてきました。スマホを片手に「ゆず~」と叫んで撮った写真です。ビデオを撮っていたので写っていないと思いましたが、少しだけ写っていました。でもすぐ後ろにいたはずの宇野くんは肉眼でも写真でも見ていません。でも、羽生君の声援はちょっと他を凌駕する感じで・・・圧倒的人気でしたね。
残念ギリギリの写り具合
地方に住んでいるとなかなかこういった体験はできません。大学には合格しなかったけれど、オリンピックの選手団を出迎えできたことは一生の思い出になりました。
ちなみに子供は、出てくる方向を間違えて全く見えなかったそうです。
チーン・・