前に太宰府のライトアップイベントに行った時に、今度こんなイベントしますってチラシ渡され、古代食にくいついた
食べてみたい!とすぐさま予約
他にも色々イベントやってるようで、秋の1日楽しんできました。
飛鳥、奈良時代が大好きな私
元はと言えば、里中満智子さんの天上の虹という漫画がキッカケです。
よくよく調べると、ここ福岡も歴史の舞台になっている。
天智、天武天皇の母斉明天皇が亡くなったのは福岡だし、大津皇子が生まれたのも福岡。
太宰府にある観世音寺は天智天皇が斉明天皇のために建てたお寺と言われています。
白村江の戦いで負けた日本は、新羅の侵略に備えて太宰府の手前に堤防を築きました。
これが水城です。
1300年前のものです。
いつのまにか資料館が出来ています。
資料館の上は展望台になってます。
国道3号線、九州自動車道で分断されてしまいました。
車で移動して大宰府政庁横にある、蔵司跡の発掘現場説明会へ行きました。
みんな熱心に聞いています。
ここが大宰府政庁跡です。
今は礎石が残るのみ。
おっ!私の好きなVRもある!
28年に出来たらしいです。
早速アプリをダウンロードしてみました。
こんな感じです。
そして、いよいよ今日のメインイベント
古代食をいただきます。
古代のチーズで有名な蘇
甘葛(あまずら)の山芋粥
など初めて食べるものばかり。
当時まだ醤油はありませんので、煮物は茹でるだけだったそうです。しかし、現代人には流石に・・ということで大豆と一緒に茹でてくださってます。
干し柿は保存食らしくかなり硬い
蘇はチーズとはかなり違いますが、ほのかな甘味がありとても美味しかったです。
甘葛はそれこそ【天上の虹】の中で、持統天皇の弟が病気になり祖母である斉明天皇が、氷を削って甘葛のシロップをかけて食べさせるというくだりがありとても気になっていました。こういう味だったんだ〜砂糖より上品な味わいです。
枕草子にも出てくるそうです。
この甘葛は江戸時代に砂糖が普及すると、廃れてしまいました。そして1988年に北九州の石橋さんという方が復元に成功させたそうです。
奈良女子大の実験のレポートも面白いので、興味のある方は見てみてください。
貴重な体験をさせていただきました。
続く