図書館で予約していた本ようやく順番が回ってきました。
貸出延長はできないから、ギリギリになって慌てて読破。ネタバレは避けますので詳しくは書きませんが、重い内容だけどサクッと読めます。
希望もある。
ちょっと色々詰め込みすぎかな・・とも感じましたが面白かったのは間違いないです。
読んだ率直な感想は普通の家庭って何だろうってこと。
嬉しいことに作者さんが福岡の方なので馴染みの町が出てきます。
また主人公が移り住む設定(多分大分だよね)の町もなんとなく想像ができる感じで
今の職場、以前かなり暇な時期がありまして・・
一時期どうやって時間つぶす?って感じだったんです。
その時にあみだしたのは、皆んなの実家をマップで調べるというものでした。
結構田舎の人が多くて見せられた実家の地図がびっくりするほどスカスカで・・「ここが小学校でここがお店で・・」みたいなことやってた時期がありました(今となっては夢みたいですが)
その中の大分の海沿いの町出身の人の実家が、小説に出てくる町の描写とリンクしていて懐かしくなりました。本当はモデルになったじゃない?って位です。
職場で昼休み読んでいたら(おしゃべりが忙しく数ページしか進まないけど)新人さんが文庫本読んでました。失礼だけど外見からはとても読書するようなタイプには見えない人。
人懐っこい人で、今読んでる本の話や、その前に読んだ本をオススメしてくれました。
本の趣味も色々だけど、こうして直接お勧めしてくれた本は是非読んでみたいなと思います。
こんな本の出会い方は嬉しい😆
さて小説の話に戻りますが、人の生活に首を突っ込んでくる人、お節介な人・・私は対極にいる人間ですが、そういう人がいるから救われる人もいるってことです。
主人公を救ったのはそんな友達だし、主人公もそうして別の子を救おうとしている。
全ての子にとって帰る家が安らげる家でありますように。
子供も読みたいと言うので貸しましたが、「これは本屋大賞取るよ!」と絶賛
「ちょっと色々詰め込みすぎじゃない?」
「全部繋がってるやん。だから全然いいと思う」とのこと。
オススメです。