ネット記事を読んで思い出したことがあります。
兵十が葬儀の準備をするシーンに「大きななべのなかで、なにかがぐずぐずにえていました」という一文があるのですが、教師が「鍋で何を煮ているのか」と生徒たちに尋ねたんです。すると各グループで話し合った子供たちが、「死んだお母さんを鍋に入れて消毒している」「死体を煮て溶かしている」と言いだしたんです。ふざけているのかと思いきや、大真面目に複数名の子がそう発言している。
こんな記事でした。
確かにびっくりする話ではあるのですが・・
国語力の崩壊とは言い切れないと思うのですが
そもそもこの世代の子供ならお葬式に出たことない子も多いだろうし、お葬式の炊き出しなんて死語だろうしね(私の新婚時代そんなことがあり、私自身もびっくりしたくらい)
単なる経験値の違いだと。
私はむしろ消毒というワードがいかにもコロナ世代だと妙に感心してしまったんだけど。
子供が小学生の時もこれほどではなかったけど、かなりひどかったです。
小説の中で「〇〇は下を向いた」という一文があり何故かを問う問題があったのですが・・
聞いたら「さあ、下向きたかったんやない?」と言われ衝撃でした。
小説には暗黙の了解があり、俯けば悲しかったり、悔しかったり・・
辛い時は雨が降ったりとお約束みたいなものがあると思うのですが、そういうことってやっぱり読書を積み重ねないとわからないことだったんでしょうか?
先が思いやられるわーと思っていたら思いの外読書好きな子供に育ちありがたい👶
小さい頃読み聞かせもほどほどにやってはいたのですが、当時はそれ程喜んで聴いてる感じでもなく・・
ひとつだけ読んでるうちに子供が号泣し始めた物語があります。読んでてふと横を見ると嗚咽しててこっちがびっくりでした。
それが「ごんぎつね」でした。
私が唯一子供を(読書で)泣かせた物語
忘れられない思い出です。
ちなみに私が号泣した物語は、
「東京タワー オカンと僕と時々オトン」
「半落ち」
この2つは外で読んでいてやばいっと思っても涙が止まらなかった本
「フランダースの犬」
これは仕事でこんな話ですって説明する必要があったので事前に読み返していたら号泣😢
読書はいい!という話でした。