小説も漫画も好きです。
ずっと昔からです。特に昔の漫画家さんたち(今でも現役なのがすごい・・)のものは若い頃読み漁っていた記憶があります。
里中真智子さん(天上の虹は私の奈良のバイブルで、あすなろ坂ってのが好きだった)
庄司陽子さん(有名なのが生徒諸君だけど、レッツ豪徳寺なんかもあったなー)
大和和紀さん(あさきゆめみしは悩んでいた若き頃の精神安定剤。この方のはホント好きで今でも起元2600年のプレイボールとか、ヨコハマ物語とか捨てきれずもってます。最近のイシュタルの娘も面白かったなー)
だけど今までで一番好きな漫画はと聞かれたら迷うけど、「オルフェウスの窓」と答えます。
ドイツのレーゲンズブルクの音楽学校にあるオルフェウスの窓というとこで出会った二人は恋に落ちるが悲運に見舞われるという伝説から物語は始まり、革命🇷🇺のロシアへと話は展開されていきます。
ただ私は正直ドイツやウィーン時代の話が好き。
ベルばらみたいに男装の女の子が主人公なんですが、こっちはミステリー仕立て。
恋も家族愛も国への思いも仕事や家の思いも全て詰まってる気がします。
イザークとか、カタリーナさんとか好き❤️
そうは言っても20年くらい読んでなかったし、細かいところは覚えてなくて・・
そしたらたまたま寄ったTSUTAYAでめっちゃ安くオルフェウスの窓が売っていたのです。
ただし、全巻揃ってなくて9冊中1巻と5巻がない。なので買ったはいいけどそのまま本棚に放置してました。
お出かけの時図書館で借りた本も一冊もないので、急に思い出しこの本を持っていきました。
1巻がないので、当然2巻目から読み始めた訳ですが、全然問題なし・・
すぐに号泣 笑
とにかく物語が重厚で濃厚
今時のポップな軽い話も嫌いではないけど、一冊読んだ後の疲れ具合がまるで違う 笑
数十年経ってもやっぱりいいものはいい!
そして、そんな漫画に感動していた当時の私もきっと幸せに過ごしていたんだろうなと思います。
感動することに出会う喜び。読書であれ、何か別の趣味であれ人生でこれほど大事なものはない。
昔の漫画ってGEOとか、 TSUTAYAのレンタルもないし、結構図書館とかで見つけたりします。
池田理代子さんの漫画は絶対に売れないだろうなと思われるポーランドの歴史物などもあり世界史に興味を持つキッカケになると思います。
エカテリーナ読んで、その後天の涯まで(ポーランド秘史)読むのお勧めします。
ドイツは仕事で結構行ったのですが、レーゲンズブルクは行ったことない。
聖地巡り 今更ですがいきたくなりました。
中々行けないので行った方のブログみて楽しんでます。