図書館で予約していた本思ったより早く回ってきました。
元々あまり夫婦仲の良くなかった母親が入信したのがキッカケで、お母さんを悲しませたくない、お母さんのためにと統一教会に入り、そのまま合同結婚式をして離婚、再び合同結婚式
2人の子を授かったものの、結婚相手は2人とも仕事もろくすっぽしない男で・・苦労の連続
教祖の文鮮明が亡くなったことをきっかけに脱会
帰国して日本で生きていくという話
正直私にはよくわからない話
だけど、脱会した後で心の中の自分の核のようなものがポッカリ抜け落ち、それに耐えきれず戻ろうとするというくだりはちょっとわかるような気がするなーー
そして脱会してから、以前の友達とSNSでつながろうとするんだけど、結局それは新たな宗教やマルチ講の誘いだったりしたそうで・・
何でまたそれがわからない??学習しないのかなーとヤキモキする
統一教会に限らず、こういった世界で生きてきた人って世界が狭い。一人一人はいい人もたくさんいるんだろうけど・・純粋培養で生きてきたんだろうなと思います。
統一教会って昔何かで、韓国では「結婚相手見つけませんか?」的なノリで勧誘をバンバンしていたそうで、韓国国内ではとても結婚できないような男の人が申し込んできて日本人とカップリングさせられるって見た気がしたけどまさしくこの本読むとその通りでした。
2人とも定職にすらついてない。
日本人は昔慰安婦問題で沢山罪を犯してるから、そんなポンコツの旦那をあてがわれても仕方ないというスタンスなんだそう。
結局こうならない為には、正しい知識を知るアンテナを張ることと、色んな経験すること
それに尽きるんじゃないかなーと思います。
オウムの件でも何故あんな頭のいい人達がと思うけど、知識はあっても、色んな経験が欠けていたんじゃないかなーと思う。
でもそんな簡単な問題じゃないんだよな。
本当は・・
宗教二世
自分ではどうしようもない問題
宗教の自由は勿論あるわけで、そこはキチンと守られないといけないんだけど、子供には親の世界が全て。自我ができる前にがんじがらめになっていてはどうしようもない。
難しい問題だと思います。
宗教ってホントに難しい問題だけど、今度の法律をキッカケ(まだまだ根本解決にはならないだろうけど)に少しづつ良い方向に向かっていけばいいなと思います。