どっぷりとハマったザクラウンでしたが、シーズン5まで見終わった後、中々シーズン6が始まらずちょっと熱も冷めてました。
子供がNetflix解約すると言い出したので慌てて視聴。見たら見たで結局よかった。
シーズン6はダイアナさんがドディと出会うところから始まります。
結局ダイアナさんはドディが好きだったのか、パキスタンのお医者さんが好きだったのか・・ドラマではドディの求婚は断ってましたが。
ダイアナさんて正直何故あそこまで人気があるのか私にはわからない。境遇は確かに同情すべき点は多々あるけど、少なくとも王妃になる器ではなかったように思う。
だけど、子供達のことは本当に大事にしてて、あんなに早く亡くならなかったらヘンリーもあんな感じにはならなかったんじゃないかなと。
ダイアナさんが亡くなった時、エリザベス女王はバルモラル城に籠りっきりの塩対応(これは以前に映画ザクイーンを見た時も同じ描かれ方をしてました)、遺体を引き取りに行ったチャールズが国民の嘆きっぷりを目の当たりにしてびっくりするんです。
何度も書いてるのでアレですが、私はこの歴史的な日にちょうどヨーロッパにたまたまいました。
だから余計にこのドラマに思い入れがあるんです。
ダイアナさんが亡くなったニュースはジュネーブで聞き、その日にパリへ行き事故現場も通りました。
数日後にイギリスに行き、山のような花束が置かれたケンジントン宮殿にも行きました。
本当にものすごい数の花束(これよりはまだ少なかったけど)
こんなに皆んなが悲しんでるの??
そんなにすごい人だったの?
強烈な記憶です。
カミラさんとチャールズが結婚してもう20年になるそうです。相変わらず仲の良さそうな2人を見ていると人間って相性ってあるんだなとしみじみ感じます。
元はと言えばカミラさんとの結婚を反対されたから全ての歯車が狂ってしまったわけで、そういう意味ではチャールズさん達も犠牲者なのかなと思う。
シーズン6で一番印象的だったのは、ウィリアムの話。
顔はお母さんに似ているけど、とても内気な青年はとにかくあちこちでアイドル並みの人気になっていることが苦痛でしかない。どこにいてもカメラのある生活って辛いだろうなと彼を見ていると普通の有り難さがわかります。
自分の人生を自分で選べないって本当に大変だなと思います。
でもキャサリンさんもかなり狙ってウィリアムを射止めたみたいな描き方をされていたけど、現職の皇太子妃こんなこと描かれて大丈夫?と心配になった。
そして、最後チャールズとカミラさんの結婚式の披露宴にエリザベス女王が出席するのですがこのスピーチがたまらなくステキ!!
本当に言ったセリフなのかしらーーー
とてつもなくウィットに富んでいて、慈悲深く、こういうスピーチができる人になりたいと心から思いました。
このスピーチ聞くだけでもドラマ見る価値あり!
まあとにかくイギリス王室は波瀾万丈です。
とても豪華で映像も綺麗
そしてやっぱりエリザベス女王はすごい。
戴冠式の時に言ったスピーチ
「私の人生が短かかろうが、長かろうが全人生を王冠に捧げる」みたいな感じ
ホントにそれを体感した人。
是非まだの方には見てほしいドラマです。
ダウントンアビーも好きだけど、やっぱりこっちも好き❤️