元気になったので調子に乗って土曜日はお出かけしてきました。
推しのソイングクくんが出る映画が前日から公開され仕事終わりに行こうとしたら、仕事終わりでは間に合わない上映時間なので仕方なく休みの日に繰り出しました。
この日は終演後にトークショーがありました。
ソイングクくんのことは別のブログで語っているのでここは映画全体のことを
冤罪事件の話です。
1999年に実際に起きた強盗殺人事件がモチーフです。あっという間に三人の少年が捕まります。
この捕まった子達知的レベルがかなり低め。
自分の名前すら書けない子も。
日本でも少年院に入っている子の何割かは知的なレベルがグレーゾーンの子だと聞きます。
何が悪いのかすらわかっていない子達。
この問題かなり根深いと思う。
この冤罪で捕まった子達も高圧的な取り調べに罪を認めてしまいます。少年院?に入ったほうが楽だと思ったんでしょうね。そこすら理解ができない子達。
だけど、ムショ帰りの人に世間は厳しくここでようやく自分達の考えが甘かったことを知る訳です。
何故検察はこうも性急に犯人を捕まえたのかはよく分からなかったけど、検挙率とか色々体面の問題があったのかもしれない。
途中からは胸がギューとなり辛かったです。
罪深いのは警察と検察たちだ!
タイトル間違ってるよ。
だけど、犯人役のこの子役達上手いんだ・・
見てるだけで可哀想😢
よくこの役引き受けたね
出所後の犯人役の子愛の不時着のチェジウ好きな子だ!頑張ってるんだね。
後のトークショーでも、韓国と日本の映画制作の違いについて語られていました。
日本は80年代頃からテレビ局が映画制作に乗り出すようになり、所謂忖度することが増えてきたせいでこのような骨太の映画は作られなくなってしまったと。
そしてスポンサーの顔色を伺い過ぎとも。
韓国は大統領が変わると作られる映画もごろっと変わるらしい。
確かに日本の俳優さんって政治志向とかの話もほぼしないし、色がつくのを嫌がってるように思います。
韓国だけじゃないはず。
日本でももっとこういう映画は作られるべきだと思います。
最後に一つ
実話がベースなので、実話では検察側は後に謝罪をしたらしい。だけど、その謝罪には心がこもってないと監督は判断してバッサリとそこは描かなかったらしい。
警察のお偉いさん、誰かと思ったらついこないだまで見ていた還魂のあの人じゃん。
とにかくみんな上手い!
日本もアイドル起用して作るのやめてほしい。
2時間あっという間でした。
見に行ってよかった!