大瀧詠一さんの名アルバム ロングバケーションが発売40年を記念して今ある全ての媒体で発売されるそうです。
カセットテープからネットでの配信までということでしょうね。
すごいことです。
中学から高校にかけてほんとに大好きだった。
このアルバムと佐野元春の歌はホントにカセットが擦り切れるほど聞いたはず。
そんなニュースを見ていたら、君は天然色という曲にまつわるエピソードが出てきた。
作詞は松田聖子さんなどの作詞で有名なあの松本隆さん。実は彼には病弱な妹さんがいて、ある日突然亡くなってしまったそうです。
大瀧詠一さんから作詞を頼まれていたけど、とても書けないと断ろうとしたらいつまででも待つと言われて、やっと書いた歌詞なんだそうです。
思い出はモノクローム
色をつけてくれ
って亡くなった妹さんに対する思いだったんだと40年経って知りました。
ずっと失恋の曲と思ってました。
妹さんが亡くなった後渋谷に行ったら街がモノクロームに見えたそうです。
妹さんも無念だったと思うけれど、こうして決して色あせることない素敵な歌詞にしてもらって嬉しいだろうなあ。
宮沢賢治の永訣の朝を思い出しました。
これも亡くなった妹を思って作った詩でしたね。
この詩も随分大人になって知りました。
身内の死はやっぱり辛いものです