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50歳からのアクティブライフ♪ 脱!空の巣症候群

子供が巣立っても毎日楽しく暮らしていけるようなこと探しています

呆れるし、情けないし・・の子供のこと

週末留学中の子供と話してどーんと気分が落ち込んだまま月曜会社へ

結局一日気持ちが晴れないまま過ごしました。

 

落ち込んだ理由は、子供が信じられないほど単位を落としていたのがわかったからです。

私があまり口出ししないように気をつけていたのと、聞くのが怖いのもあって今まで確認してなかったのです。

 

来年度から始まる高等教育就学支援新制度(これに関しては別記事をご覧ください)

 

これまで(本当に努力してお金を貯めて)何とか奨学金を借りずにやってきましたが、これで奨学金の給付がもらえればホントに助かる。

 

子供に本来なら手続きさせるところですが、なにせ留学中で何もできない。しかも大学は遠い。物理的に無理なので私がかわりに大学に問い合わせしました。

新しく始まった制度なので大学側も色々返答に困ることも多々あったようです。

 

留学中という状況で申請できるのか。

必要書類は親が代筆でいいのか?

そもそも書類自体受け取りに行けない。

自署のところはどうするのか。

 

とにかく、子供が日本にいた数ヶ月前ならなんの苦労もなかったであろうことが何も出来ず、どうすればいいのか見当も付かず大学側の指示を仰ぐ。

 

折り返しの返答などでかなりお手数をかけてしまいました。

 

それでも、いくつかの書類をカナダに急いで送って返送してもらえれば何とか出願はできそうというところまで話を詰めました。

よかったと一安心したところで週末を待ち子供と連絡をとりました。

 

 

「前にチラッと話をしていた件だけど、何とかなりそうなんで書類を送ろうと思うんだど・・ところで単位は大丈夫よねー」と、ここで初めて確認する。

 

留学中の単位は帰国後認定してもらえるようですが、通常大学で取れる単位よりは少ないのは事前にわかってました。

しかも子供は余裕こいて1年生の時にあまり多く授業をとってなかったのです。

普通1、2年で頑張って単位を沢山とって3年、4年で楽になるというパターンの人が多いと思うのですが・・ゆくゆく留学するつもりなら今沢山とっておかなくちゃいけないんじゃない?とアドバイスするも既に1年後期の登録も終わっていてどうしようもありませんでした。

 

その後、1年の冬に留学が決まりせめて2年の前期は取れるだけ単位をとっておきなさい、と伝えていました(そんなこと言う私も情けないのですが)

多分そのアドバイスに従って2年の前期は沢山登録はしていたようです。

 

ただ・・・

登録はしたものの山ほど単位を落としていたことを初めて知りました。

多分、これだけ取ってるから少しくらいいいやとサボったりしていたんじゃないのでしょうか。

また、登録したもののやっぱりやめようとした授業のキャンセルをし忘れそのまま本登録になって(でも一度も授業に行ってもないので)単位を落としてしまったものもあったようです。

 

大学生にとって履修登録って一番大事なもので、間違えたり勘違いすることもありますが全てが自己責任です。ここが高校までと大きく違うところ。それができない人は大学生になる資格がないのです。

私も大学生のとき(当時はアナログで手書き📝だった気がします)登録間違えてないかなと年度初めはドキドキしたものです。

今は全て履修登録もネットでする時代になり、間違ったらエラーが出たりと随分親切になってるはずなのに・・

 

まずそこをきちんと確認しないなんて考えられない。しかも留学が決まっていたのにこんなに単位を落とすなんてあり得ない。

 

せっかく奨学金もらえるかもしれないのに、子供の成績で貰えないなんて想像もしてなかった私はすっかり落ち込んでしまいました。

 

つい子供に

「どこまで落ちればいいと?」とキツイ言葉をかけてしまいました。

今いる大学は、第一志望校ではありません。正直入学することすら想像してなかった大学です。入学当初のとある試験では学部内順位が一桁台だったと子供から聞いたこともあります。

 

「そこってどうしても入りたくてやっと入った大学だった?」

「いや・・」

「そこでそれだけ単位落として、上位1/2にも入れなくて何してるん?」

子供も黙ってしまいました。

 

「言ったよねー。お母さんの職場で仕送りもなしで働きながら大学に行ってる子がいるって。それに比べて二十歳も超えてどんだけ親のスネかじればいいと?」

 

ホントはもっと留学生活について楽しく話を聞きたかった。だけど、あまりに情けなくて・・

ついキツイ言葉ばかり浴びせてしまいました。

こんなに単位落としてまで行く留学になんの意味があるんだろう。

 

結局色々二人で調べて、この留学で単位が無事全て取れればギリギリ何とか認定されるかもという結論に達しました。しかし確証はないので子供自身に確認させることにしました。

 

奨学金のことも勿論ですが、このままでは就活も授業に追われてそれどころじゃないのではと気が気でないです。

 

いろんな方のブログでお子さんの留年という話を拝見してましたが、いざ我が子の話になるとホントに辛いですね。

金銭的な意味でも、子供自身の将来を考えても。

 

放っておいたらこのまま留年するかもしれない。それでも子供にとって試練は必要だと、親は口出しせず黙って耐えないといけないんでしょうか。

親にとっても数百マン出費が増え我が家にとっては大問題です。

アドバイスするのは甘やかすことなのか、私にはわかりません。

 

もちろん留年するとは決まってません。留年する確率はなんの根拠もないけど多分3割くらい?絶望的という状況ではないので今私が心配するほどのことではないというのもわかります。

 

でもあれこれ悩むのが私の悪い癖なのです。

なんで子供が成人してもこんなことで悩まないといけないんだろう。

情けないなあ。

 

だから、明日のことまで思い悩むな。
明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労はその日だけで十分である。

 

マタイの福音書だそうです。

 

まだ悩むのは早い!

お子さんのことでもっと深い悩みをもつ人は数え切れないほどいるだろう。災害で生きることで精一杯の方もいる。それから比べれば取るに足りない悩み。

 

子供は私の所有物でもないし、ましてや私自身でもない。どうなろうと知ったこっちゃない。

そう思えれば楽だけどなあ・・

 

こうして言葉にして少しはスッキリしました。後は誰かに愚痴る・・(笑)

長々と愚痴だらけの文章読んでいただきありがとうございました。