仕事が休みの日、朝一件LINEが来ていました。旦那さんが出た後LINEを開くと・・「帰国せざるを得ないようになりました」と書いていました。
咄嗟には意味が理解できず、出かける準備する矢先だったのですが、たまらず子供にラインをすぐ入れました。
ここ1ヶ月ほど昼夜逆転の生活が続き学校に行けていなかったらしいのです。
出席日数が足りないことで単位を落とし自動的に強制帰国が決まったらしいのです。
すぐ鬱というワードが頭をよぎりました。
怖くてその単語を直接聞くことも出来ず、色々話を聞きましたが話し振りはいつも通りののんきな子供そのままです。
キッカケは忘れていた課題をするために徹夜をしたのが始まりだった。それから夜眠れなくなり、朝になってようやく眠りにつく日が続いたそうです。
1週間くらい続いた後、教授から呼び出され注意を受けた。一旦は元に戻ったようにみえたが、週末でまた元に戻ってしまったと。
それだけではきっとないはず。
絶対他に何かがある。
そうは思うけれど、電話越しの子供の様子はいつも通りなのです。
帰国が決まって、今日カウンセラーとも話したと聞き、その内容を聞きました。
昔からあまり人に相談などしてこなかった我が子。
そのカウンセラーの人は、「そういう時は誰かに相談しようよ」「誰かに頼ろう」ってことを言ってくれたそうです。
そんなこと今まで言ってくれた人はいなかったと子供は言いました。
小さい時から傍目には明るくて友達も多くて、勉強もできて・・と映っていたと思います。
私自身はそんな子供の中の危うさや脆さには気付いていたはずだったのに・・
私は説教や指示ばかりする人で相談相手にはなれなかったんだとしみじみ・・
子供は私にこう聞きました。
「自己責任でも人に頼っていいと?」
誰のせいでもない、自分のせいでこうなってるのは重々わかっていた。這い上がろうともしたんだろう。自分の弱さも気付いてる。でも出来なかったんだ・・
胸が苦しくなりました。そんな言葉が子供の口からでるなんて想像だにしたことありません。
「アルコール依存症とか麻薬中毒のひとが自分だけで何とかできる?人の力を借りなきゃ立ち直れないじゃん!自分でもうどうしようもできないと思った時には誰かに頼るしかないやん」
そう言いました。
時々たまらず怒ったりすることもありましたが、今日はひたすら子供の気持ちを聞こうと思いました。
一旦出掛けるので夕方また電話(LINE)してと約束してから出掛けました。