今日たまたま見たテレビで、ある私立中学の2年生がでてました。
コロナのせいで中体連も中止になり、落ち込んでる先輩のために自分で別の大会を企画して開催したそうです。
それだけでもすごいのに、なんとその大会開催に必要になった費用134,000円自分の貯金から出したそうです。
何にかかったんだろう?
コロナ対策の消毒とか、グランド代?
インタビューに
「貯金が元々137,000あったんで3000円残ってます。3000円あれば遊びに行けますから」みたいなこと言ってて・・
なんでもこの大会ひとりで準備したそうです。スポーツ庁のマニュアルも読み込んでコロナ対策も基準に沿うようにしているんだとか。
どの規模の大会かはわかりませんが、この大会開催を許可した学校も部活の顧問も偉いと思います。
最後にこの子の挨拶が放送されました。
「人に迷惑をかけてはいけないとよく言われますが、(親から)どうせ〇〇は人に迷惑をかけるんだから、人に助けてもらいなさい。そして逆の立場になったら人を助けなさいと言われました。だから僕にいっぱい迷惑をかけてください」みたいな言葉でした。
きっとこんだけのことをする人なので、小さい頃から行動的で所謂普通の子ではなかったのかもしれません。それを見てこう言える親御さんすごいなぁと心から感心しました。
子供のやることをそばで見ていてお金の援助をしなかったのもすごいです。(きっとある程度の生活レベルの家庭だと思うのですが)
ちょっと変わったとこある我が子
日本社会に適応できるように、人からあれこれ言われないように上からギューと押さえつけてきた私。
こんな言葉をかけてやれれば、子供も違ったように育ったかもしれないなとしみじみ思いました。
まだ間に合うかな?
この子がどんな大人になるか楽しみです。追跡してくれないかな。