知り合いが亡くなったと突然連絡が来ました。
子供も知り合いで、よく子供のこと気にかけてくれていた大好きな人でした。
ここ最近体調を崩していて中々会えなかったけれど、春になって恒例の花見には参加してほしいと皆で口々に話していた矢先のことでした。
若い頃に奥様を亡くされ、男手ひとつで子供を育ててきて、孫にも恵まれましたが、そのお孫さんまで不慮の事故で亡くされました。
それでも私たちの前でも、お子さんの前でも「普段通りに暮らす」と変わらぬ優しさで接してくださいました。
通夜に行き、玄関のその人の名前を見ただけで涙腺崩壊してしまいました。
別の知り合いがたまたまお子さんと繋がっていたようで、その縁で連絡が来ました。
通夜でご挨拶をした時に、「連絡をいただいて・・」とお子さんに伝えると「どうしても来ていただきたくて」とおっしゃっていただきました。
とても辛かったけれど顔を見ることができてよかったと思います。
自分自身は家族葬で子供だけに見送ってもらったらいいやと思っていたけれど、こうして最後に顔を見たい人もいるかもしれないなあー(そんな人いるかな?)と少し考えが変わりました。
久しぶりの通夜でしたがこんなに悲しい通夜はなかなかなかったように思います。
辛いけれど今頃奥さんと再会してるかなあとか、私達と過ごした数年は楽しい日々だったら嬉しいなとか色々思います。
突然でしたが、たまたま子供が帰省中で子供も参列できてそれだけは良かったと思いました。
しかし、子供は同然喪服なんて持って帰ってない。
仕方なく旦那さんの喪服を着せました。
玄関どれだけ探っても黒い靴がない。電話をすると会社に置いていると言う。
どっちみちサイズが違うから入らないかもしれない。
で、私の靴無理やり履いてみる?と黒の靴を何足か履かせましたが痛くてとても歩けないという。
じゃあもう仕方がないと帰ってくるときに履いていたグレーのスニーカーで行きました。
バタバタです。
私も久々の喪服パツパツで焼き豚みたいと子供から言われる始末。
そんなこんなだけど、ご冥福をお祈りします。
お世話になりました。
ありがとうございました。