U-NEXTを解約する前にと見ました「流浪の月」
本は随分前に読んでます。
映画の口コミとか見てると誤解して解釈している人が多いみたいなので、松坂桃李くんのこと映画では描ききれていないのかもと心配
是非原作も併せて読んでほしい。
お父さんが亡くなり、お母さんが蒸発しておばさんの家にいた女の子。いとこから性的虐待を受け、家に帰りたくないと公園にいたところ、たまたまいた大学生に誘われてその子のうちに。
のびのびと楽しく同居していたのに、二ヶ月後その男性は幼女誘拐で逮捕される。
彼を助けるためには自分が虐待をうけたことを言わないといけないし、ましてや子供を言うことを信じてもらうことは難しいこともあり、彼は少年院に。
ストックホルム症候群という言葉も聞いたことはあったけど、そういう事例もあったから彼が無実だと証明することはハードルは高いんだろう。
たとえ、同意があったとしても未成年の子を親の承諾なしに連れて行くのは犯罪であり、そこにどんな事情があれ許されないと彼がもう少し大人であればこんな事件は防げたかも。
そして15年後、2人は再会するのですが・・というストーリー
やはりほぼ全てのものは原作には勝てない。
これもそう。時間の制限もあって全てが描ききれていない。
ただ、配役としてはみんなハマり役だったと思う。この役をできるのは松坂桃李くんしかいないし、広瀬すずもホント綺麗な子なのにこんな役も違和感なし。
そして横浜流星くん。
映画見てなんて嫌な奴なんだと思った。
特にイヤだったのが、広瀬すずが松坂桃李くんの喫茶店に行ってる時に急にやってきてお勘定をするシーン。ただ、お支払いをしているだけなんだけど、スゴイ横柄でサービス業の人に対する感謝とかが微塵も感じられない。
これが演技だとすれば凄いな。
彼氏がこんな払い方したら私は百年の恋もさめる
横浜流星も上場会社の社員で問題なしと思ったらお母さんがいない設定?(ここいらちょっとあやふや)だから、彼女に訳アリの子を選ぶんだよと親戚が広瀬すずに言う。
非難を恐れずに言うと、親(シングルマザーとかでもいいので)から沢山の愛情(甘やかすというわけでなく)を受けて育った子とそうでない子は人格形成が大きく違ってくるんだろうと思う。
そして我が子が結婚するなら、愛情たっぷり受け取った子がいいなと思うのは普通の感情だよね。
私の友達でも、立派な家庭に育ってるはずなのに40過ぎても親への不満タラタラだった子がいる。
話を聞くと確かに弟ばかり可愛がって女の子である友達は扱いは雑だと思うけど。
いい歳して親に感謝するという気持ちが持てないのは、なんだか可哀想だなと思ってた。
三つ子の魂100までです。
子育てって難しい😓