農水省元事務次官の長男殺害事件
事件の詳しい内容の記事を見て、涙が出そうになりました。
家の近くの小学校でやっていた運動会の音に
「うるせーな。ぶっ殺す」と言い出した息子。
それを聞き数日前に起きた川崎の児童殺傷事件を思い出し、阻止しなければと思った父親
誰が、そう思った父親を責められますか?
おそらく、若い頃から忙しく家庭的な父親ではなかったかもしれない。中学くらいから家庭内暴力は始まっていたようですので、お母さんが一人で奮闘していたのかもしれません。
「産んだんだから最後まで責任をとれ」
「中2の時、初めて愚母を殴り倒した時の快感は今でも覚えている」なんてこともネットに書き込みをしていたようです。
そのくせ、実名挙げてお父さんのことは自慢していたようで。
なんともアンバランスな感じ
我が子のネットの書き込みを知っていたかどうかはわかりませんが、お父さんは産んだ責任をこういう悲しい形でとることにしたんでしょう。
ただただ悲しい事件です。
最近中年の引きこもりのニュースをよくやっています。
60万人もいるとか。割合がわからないから多いのか少ないのかもわかりません。
私夫婦が今からなる可能性はほぼないと思ういますが(もう中年というより高齢者だからね)、子供がなる可能性は十分あります。
今のところ、まあ順調な人生(つまづいたところは数あれど)で、心も強い子に育っていますが、この先どうなるかは誰にもわかりません。
もし我が子だったら・・
私も同じことしていたかもしれません。
裁判の行方を注目していきたいと思います。