ネットで落合福嗣くん(落合博満さんの息子さんですね)インタビューを見ました。
子供の頃よくテレビに出てたのでよく覚えています。ただやんちゃなお坊っちゃまというイメージでしたが、お父様とは全く畑違いの声優という道を選んで活躍されているそうです(声優のことは全くわからないのでおそらくです)
お子さんに、
「今日楽しかった?」とは聞かずに「今日どうだった?」と声かけするそうです。
「楽しかった?」と聞けば「楽しかった」しか答えは帰ってこない。
「美味しかった?」と聞くのは、親の「私の作った料理美味しいよね!」という願望がこもってるというようなそんな内容で。
そこには当然「美味しいって言うよね〜」という期待と圧力が込められているわけで。
なるほどと思いました。
私も子供が大人になっても、会うたび
「大学、楽しい?」と聞いています。
これも「楽しい」以外の言葉は当然求めていないわけで・・
「別に・・」とか「そうでもない」と言われようもんなら眠れない夜を迎えること必至なわけで。幸か不幸か今まで楽しい以外は聞いたことないけど。
子供は2つバイトをしてますが、塾はとにかく楽しい。ファミレスは行く前は行きたくないなと思うこともある。でも行けばそれなりに楽しいと言ってたなあ。
ただ、生活全般はやっぱり楽しいと。
楽しいと言ってもらえることが、母親にとってやはり御守りのようなもので、これさえ聞いとけば安心するんです。
でも、ちょっと勇気を振り絞って「大学生活どう?」と聞いてみようかな?
辛い話いっぱいされるかなあ。
それ聞くの辛いなあ・・
読んだことないけど、置かれた場所で咲きなさいって感じの本があったと思います。我が子はまさにそう。
確たる目標もないけど、行った先でそれなりに楽しみ見つけて楽しむことの出来る子供でした。厳しいことで有名な予備校生活も楽しそうでしたし。
「あんたってさあ、地獄に落ちても楽しそうだよね。結構いいよ、ここ!とか言いそうじゃない?」と私がよく言ってた言葉。
親が言う言葉じゃないけど、否定しなかったしまんざらでもなかったのかも(笑)
どこにいようが、何をしてようが本人が楽しいのがイチバン。殆どの親の思うことは同じですよね。多分。