従兄弟と40年ぶりに会って話に詰まったらどうしようと思ったら(弟無口なんです)まあそんなことは杞憂で、話すことが後から後から湧いてきてという感じで。まぁ従兄弟が饒舌だった?
お互いの近況、子供の話、他の兄弟の話、おじさんおばさんの話、、聞きたいことが山のようにありとても時間が足りません。
この従兄弟、T大卒でとても賢い人。
とても気さくで銀行マンなんですが難しい仕事の話もさらっと簡単に説明してくれる。
話も堅い話から柔らかいものまで話題豊富。
全く知らなかったんですが、就職してから2年間ハーバード大へ留学してたり、その後ロスで5年ほど勤務していたらしいんです。
同じ留学でも我が子とは大違い。せっかくならここまでなってほしいなあとは思うけど。
まあ無理だわな。
それはともかく、私の知らなかった母の話をたくさん聞きました。
母は父と結婚する前、伯母夫婦の家で居候していました。7年近く一緒に暮らしていてそうです。従兄弟は小さい頃「どうしてお母さんが2人いるんだろうと思ってた」そうで。
いつまでも伯母宅に世話にはなれないと、父の後妻という形で縁談がまとまり結婚しましたが、既に大きかった子供(私の義理の兄弟)の扱い方がわからず辛い毎日だったようです。
それで、母の口から出るのはいつもこの従兄弟達との楽しい思い出話ばかりでした。
小さい頃はそれが不思議でもあり、面白くありませんでした(それはそうですよね、我が子の話をせず従兄弟の話ばかりする親ですから)
お母さんは向こうの従兄弟達の方が好きなんだとずっと思っていました。
でも今回話を聞いて、そんなに長いこと一緒に暮らしていたのなら情も移って当たり前だな、仕方ないなとも思えました。
また、新婚早々コブ付きでの暮らしを許してくれたおじさんには本当に感謝の気持ちしかありません。普通に考えたら絶対に嫌だったはずです。本当に伯母一家には何から何までお世話になっていたと改めて知りました。
視聴率は取れないけど、ファミリーヒストリーです。まさしく・・
私の両親は比較的早くに亡くなったので知らないことだらけです。そう考えたら、親戚付き合いのない我が子は、私たちの死後他からこうした話を聞くこともないのかもしれません。
そう考えたら、今のうちに私の両親のこと、親戚のこと、ちゃんと系統立てて話を一度キチンとしておくべきだなと思いました。
まぁまだ20歳そこそこでそんなことには興味がない年頃だとは思うけど、永遠に知らないままということだけは避けねば。
子供にまだ話してない家族の辛い話などもあり、大人になった今話しておくべきかなとも思います。
就職するときが一番区切りとしてはいいのかもしれません。
いろんなことを思った今回の再会でした。