ノブリスオブリージュ
最近よくこの言葉を耳にします。
最近読んだ本の中や
福岡堅樹くんのインタビューで
簡単に言うと、
持ってる人(お金や才能)は果たすべき責務があるってとこでしょうか。
貴族や公家は芸術を維持発展する為にお金を使ってきました。それがなければ今日まで残らなかった絵画や建物も多かったのではと思います。貴族なんて気楽でいいわねーと思う反面、この人達がいなかったらこんな絵や音楽は生まれてなかったのかなとか思ったり。
福岡くんはお祖父さんから、
能力を持って生まれてきた人間は必ず、その能力を社会に還元しないといけない。
と言われていたそうです。
で、今日の即位の儀式のテレビを見てました。
高御座から天皇が現れるのが少し遅くなり、皇族達は入場した後かなり長い時間を立ちっぱなしで待っていました。しかも女性皇族だらけなのでほぼ15キロあるらしい12単の重装備で!
最近とやかく言われることの多い秋篠宮家のムスメ達ですが、若いのにずっーと微動だにせず(は言い過ぎだけど)待っていてうわぁすごいなぁと思いました。
また高齢の皇族方も同じように立ったまま30分くらい待ってて大変な仕事だなあとつくづく思ったのです。
私は彬子女王が好きなのですが流石に凛としてました!
華やかに見えるけれど、私には無理だわ、こんな風にじっーとしてるの。
選んでここにいるわけではないからなあ、この人達。
同じ時間別室で海外からのお客様も待っていたけど(こちらは座ってだけど)チャールズさんなんて落ち着かない感じだったなあ。
それから考えると日本の皇族方は立派でした。
これもノブリスオブリージュだなあとテレビを見ながら思う一日でした。