最近忙しくてNetflix三昧とはいかないのですが、ちょこちょこ見ています。まだ終わってませんが佳境に差し掛かってます。
そこまでのめり込むほどハマってはないのですが時折心に残る場面があり考えさせられます。
親子の情なんてどこも同じ。
主人公の女の子が放火の現場に遭遇してしまい、そこに彼女を好きなカンハヌルくん扮する警察官が助けに行きます。後でそのことを知ったハヌルくんのお母さんは聞きます。「現場にいたのが私でも助けてくれた?」と。
ハヌルくんは「もちろん」と答えて、「嫉妬してるの?」と聞くんですが、その後お母さんは、
「私が火事の現場にいても決して助けないで」と言うんです。
女手ひとりで育ててきた末の息子に何かがあってはいけないと思う母心にジーンときました。
私だったらなんて言うだろう。
この主人公のコンヒョジョンの息子まだ8歳なんだけど、突然現れたホントのお父さんと、お母さんの新しい恋人の間で常に悩んでいる。
両親揃っていても、シングルでもどちらでもいいけれど、家庭が子供にとってありのままを受け入れてくれるところかどうかって本当に大切だとしみじみ思います。
亡くなってしまった三浦春馬くんと竹内結子さんも家庭が複雑だったとか。別にだからというわけではないけれど、竹内結子さんが昔お父さんの再婚後の家の状況をインタビューだったか(エッセイだったか)で答えていたのを読んで私まで辛くなる内容だった。
自分の居場所がそこにあると思えることは人間としての根源をなすものですね。
ところで、カンハヌルくん、韓国の百想芸術大賞という韓国のゴールデングラブ賞みたいなやつで、私の好きなヒョンビンを抑えて最優秀主演男優賞を取るんですが、そこでこんなスピーチをします。
賞をもらうと言うことは、心を揺るがすような出来事ですが、心の管理をしっかりしようと思います。
いい俳優になる前に、いい人間になります!
あの受賞した後の慌てっぷりは、仕込んでおいたセリフとは思えず、ほんとに人柄が溢れ出るいいスピーチでした。
ドラマでも純朴で一途な役どころでしたが、ドラマから抜け出してきたような感じでした。
いい子だなあーとしみじみ思います。
まずひとりの人間として生きるという姿勢がものすごく好きです。正直顔はタイプではありませんが、これからも応援していきたいです。
そんなことを思いながらあと数話楽しく見たいと思います。