今回の旅、楽しいのは楽しいけどまた悩みも増えてしまって少し悶々とした日を送っていた私。
悩みの元凶は勿論子供のことで・・
法然院でたまたま住職さんの説法が始まる時間に着いたのでこれもなにかの縁かもと聞いてみました。
たった30分のお話でしたが、自力作善と他力本願とは何かという話でした。
住職の話し方と話し方に引き込まれてあっという間の時間でした。
私なりの解釈だけど、現在自分ではどうにもならないことにグジグジしてる私。
そんなことに煩わされるのが嫌なら全ての関わりを捨ててしまえばいい。ブッダも確か家族を置いて家を出た。
そうすれば思い悩むことはない。
愛するということはいいことばかりではなく、辛さを伴うもの。
子供はかけがえのない存在。誰よりも幸せになってほしい。だけど、子供は別人格。
ダメだと思っても子供の将来や就職が気になって仕方ない。
今年、世の中が急に変わってしまった。世の中の根幹が揺らぐような年になりました。
それなのに子供は留学も途中でリタイアし、単位もギリギリ。
どうして私は心配しているんだろう。
今の私の姓を受け継ぐのは我が子だけ。
旦那さんに兄弟はいるけど、2人とも独身
このまま子供が結婚しなければこの姓は途絶えてしまう。別に大した家ではないけれど、それはまずいと考えているのかもしれない。
結婚する未来予想図さえ描けない我が子。
一生独身ならこの子の代でこの家は途絶えてしまう。でも独身なら仮に非正規雇用だって自分の食い扶持さえ何とか稼げれば何の問題もない。
中々子供を授かれなかった私。幸い検査して程なくほぼ何もせず子供ができたけれど、このまま子供に恵まれなければ、私たちの代で家名は途絶えていたはず。
たった一代延びただけ・・
どっちみち無くなる一族だったのかもしれない。
そう考えればいいんだと思うようになりました。
気にならないといえば嘘になるけれど、関係を断つことは無理だけど執着を捨てる努力はできるように思います。難しいけどね。
宗教というものに懐疑的だった私。
今話題の某元アナウンサーの話もなんで?って感じに冷ややかに見ています。
だけど今日の話はストンと腑に落ちたというか、心にきたように思います。
人の(たとえ家族であっても)ことで一喜一憂しない。必要以上に入れ込まない。
私の課題かなーー