節分の旅で京都に来ています。
節分行事の間を縫ってどうしても行きたかった大徳寺の塔頭聚光院に行ってきました。
聚光院は元々徳島の三好義継が父、長慶の菩提を弔うために建てたものとのこと。
ここにある障壁画46面は京都国立博物館に寄託されているそうですがそれが今お里帰りしておりましてそれを公開しています。
なんと46面全てが国宝!!
有名な狩野永徳とその父の作品です。
狩野永徳は大阪城、聚楽第、安土城などの障壁画など多く手掛けているそうですが残念ながら全てお城は落城してるので現存しているものは少ないんだそうです。
狩野永徳のことはそれほど詳しくはないけど、やっぱり素晴らしい!!!
正直2000円かーんー高いなーと思ったのは事実です。
しかも何もわからない旦那さん連れてく??とかなり悩んだのですが結果行ってよかった!
子供も連れていきたかったわー
40分案内の方と一緒にまわるシステム
残念ながら撮影は一切できなかったのですが、帰ってホテルの本棚にこんな本見つけて早速借りてお部屋で勉強してます
当然美術館で展示される機会もあるとは思うのですが、やはり元々あるべき場所で見るというのが一番だと思います。
案内の中で襖の丁度角になるところに向かい合わせのように鳥が描かれているそうで。
美術館では展示されていても直線的な展示になるので、その意図は伝わらないですよね。
また隣の部屋の襖絵とのつながりとか、現地でないと理解ができないこともあるという話に興味深々。
行ってよかったなー
ここで払う2000円って何の意味があるのかわからないけど決して無駄ではないよね。
と、思いたい。
ありあまるお金でないのならこういうことにやっぱり使いたいなと思います。