少し前になりますが、ある方のブログで拝見した小説が気になり旅行中に読みました。
●柚月裕子さんの「パレートの誤算」
とても面白かったです。サクッと読み終えました。
役所の福祉課の話です。生活保護の現金給付のお札を数えるところから話は始まります。
その後上司が火事に巻き込まれて亡くなってしまい・・という話です。
生活保護の必要性はわかってますが、公平かって言われるとうーんってなります。。
ネタバレなしで言うと最後はそうだったのね、よかったーーと言うのが感想です。
そしてもう一冊
●護られなかった者たちへ
映画化されたときからずっと気になっていた小説ですがようやく読むことができました。
とても面白かったのですが、途中おばあさんのくだりであまりに読むのが辛くなり(勿論その後が想像できたからだけど)途中で一度読むのをやめてしまいました。
犯行の手口がこれ以上ないと思われる位に残忍で、でもそれには理由があって・・
伏線が色々あり、最後はそう来たかーという
映画見てる人はそんなに驚かなかったかもね。
いい小説だと思うけど、辛かったなーー
パレートの誤算の柚月裕子さんの本は他にも
●「盤上の向日葵」も読みました。
将棋の話です。将棋は全く興味ないのでその部分は読み飛ばしてしまいましたがこれもとても面白い本でした。
ただ最後まで何故??が消えず・・
●松本清張の「球状の荒野」も30年ぶりくらいに読み返しました。
これってそういえば出だし唐招提寺が出てきたなと思い出したからです。
なんとなくスジは覚えていたけどそれでも面白かった。いい意味で昭和な小説です。
昔のいいとこの娘さんってこんなんだったよな。
携帯のない時代の話。
携帯って世の中変えてしまったなとつくづく思います。
サブスクでドラマばっかり見ててちっとも本を読まなくなりました。
ダメだなーと反省