昨日から京都に来ています。
葵祭がメインの予定だけど天気が限りなく怪しい 笑
でもすでにあちこち堪能してるのでダメならダメでも大丈夫🙆♀️と覚悟はしてます。
正直地味な親鸞だけで採算とれるの?と余計な心配をしていたのですが、土曜日とあってかもの凄い人でした。
午前中に入った私はまだマシだったようで、午後からの人は三階が一杯で一階から見てくださいって案内されてました。
なんだかんだ言いながらここに2時間半いた私
別に普通に見てたらこの位かかってしまったんですが、なんだかやっぱり京都って凄いなと思いました。
別に来てるのが全て京都人でないことくらいは承知してますが、それでも若い子が多い。
熱心にメモを取ったり、拡大鏡?みたいなモノで見てたり・・芸術系の大学生?と思うような人もチラホラ。
何しろ人が多いので前の人についてずっーと進む感じだったのですが、前にいた親子(多分)はお母さんと30歳くらいの息子さん。
どっちも博識で展示物見ながらあーだこーだ話しながら進んでいる。
息子さんも専門ではないようだけど、読みにくい文章を一部読み上げたりして
「こう書いてるね」とか。
「何故親鸞の文字だけ横書きなんだろう。きっと尊敬の意味があるんだろうな」とか。
お母さんも負けじと「〇〇って書いてるからこれは法然のことだね・・」なんて2人の知識レベルがちょうどいい感じで会話が進んでいってるんです。
メッチャ羨ましい。
こういうのが一番私が憧れるやつです。
私の子供も多分旅行に行って美術館に真っ先に行くような子なので、平均よりは芸術というものに興味はあるんだろうなとは思います。
でもこんな風な会話はおそらくムリ
親鸞のことなんでまるで知らないはず。
こういう親子になりたいーー
メッチャ羨ましい気持ちでした。
その親子の会話が気になって展示物が目に入らないもんで困りました 笑
私も前回東と西本願寺に立ち寄ってから急に気になり始めた親鸞のこと。
そして事前の予習で五木寛之の親鸞を読みながらの京都入りです。
まだ読み終えてないのが失敗ですが、4巻(6巻中)までは読んだのでわかる部分も多くて助かりました。
何事もある程度の知識をもっていかないと楽しめないのは当たり前。
これって巡回展ではないのかな?
少なくとも九州国立博物館には来ないみたい。
やっぱり京都の人にとっての親鸞は九州人にはわからない身近な存在のようだと今日のお客さんを見てつくづく感じました。
なので、九州では無理かなーと思います。
敵わない、ホント思います。