ご存知菅原道真は学問の神様で有名ですが、その道真を祀っている太宰府天満宮は菅原道真のお墓跡に建てられたものです。
道真が太宰治に左遷されていた当時住んでいたところは天満宮からは3キロ程度離れた場所で現在榎社という神社になってます。
私はここ榎社の雰囲気が大好きで度々訪れているのですが、正直何もない小さな神社です。
道真は学者ではありましたが、娘を当時の天皇に嫁がせていたり、政治的な部分もあったよう。
そんな人がどんな思いで太宰府に来たんだろう。
結局太宰府では2年しか暮らさず亡くなってしまいます。
昨年はお上りの儀を見たので今年はお下りの儀を見に行きました。
年に一度の里帰りってとこです。
夜着いて、昼には天満宮へ戻るかなり慌ただしい帰宅です 笑
太宰府天満宮を出発した行列が榎社に着くのは22時ごろだと思い21時半頃榎社へ
まだ閑散とした神社
ここは道真に餅を差し入れたと言われる老婆をお祀りしているところ。これが梅ヶ枝餅の起源とも。今日はライトアップ🔦
22時少し前に行列がやってきました。
神社へ入ってきます。
最後に御霊を載せた輿がやってきて
ここに載せる(何か謂れがあるはず)宮司さん達も拝礼してるし。
輿は動き出し、一旦老婆さんのところへご挨拶へ
そして一泊する社へ
普段は勿論ここは開いていません。
中で玉串でお祓い
そして神饌の提供
バケツリレーみたい。
もう23時近いけどこんなに今から召し上がる?
福岡は左遷先で、しかもたったの2年で亡くなったようなので楽しい思い出はなかったのかもしれませんが・・
平安時代から神幸式大祭というのは行われているそうで900年以上ずっと道真さんのことは大切に思ってきているんだと改めて感じました。
福岡でもこんな立派なお祭りをやっていることすら私は知らなくて、京都が好きになって色んなことを調べるようになってからようやく地元のことも知るようになりました。
立派なお祭りですが、どっちかというと地元の人に愛されているお祭りのようでそこまで見学者が多いということもありません。
是非皆さん行ってみてください。
お下りの儀は秋分の日の前夜に行われます。
#太宰府天満宮 #福岡観光 #神幸式大祭 #お下りの儀