予定通り土曜日「もっと楽しもう!特別展」というメキシコ展の解説がある日に九州国立博物館に子供と行ってきました。
事前に「ぶらぶら美術館、博物館」で録画していたものも見て勉強
おかげでかなり知識をつけて見ることができました。
ところでぶらぶら美術館・博物館本当にお世話になっていたのに先月で番組終わってしまってたんですね。
めっちゃ悲しい😭
山田五郎さんの解説楽しみだったのに・・
さて、この解説ですが、お二人登壇されての説明だったわけですが、その中の1人の話がとても身に染みました。
マヤ、アステカ文明というと必ず語られる生贄という言葉
現代社会に生きている私達からみればなんて野蛮な風習だろうと思うのも当たり前。
でも同じ今でもロシアやウクライナではそれほどの嫌悪感はないかもしれない。
日本は元々穏やかな気候に恵まれていた地域で、八百万の神が宿るという宗教観が生まれたところ
でもメキシコは自然環境が厳しく(熱帯雨林か乾燥した高地)神様に頼る気持ちはより強かったと思われます。
元々神様自身も身を挺して神になった存在と考えられており(例えば太陽の神は自身を火に投じて犠牲になり神となった)それ程のことをしてくれている神に報いる為に生み出された習慣だと聞きました。
批判するのは簡単だけど、相手の立場に立って何故そうなったと考えることがダイバーシティの第一歩だという言葉にまさしくそうだなと思いました。
私も心の狭い、自分が正しいと思う人間なので多様性を認めることは中々ハードルが高いんだけどなんでも否定から入る癖は治さないと。
思いがけずメキシコ展の解説で心に沁みるよい話が聞けました。
これはピラミッド?神殿の上にあった生贄の心臓を置くための石像
可愛い顔してるけど・・・
わかっちゃいるけどやっぱり怖い
たまたま数日前に生贄として捧げられた女の子の顔を復元したってニュースも見たな。
生贄にされる予定の人はそれまでの日コカインとか、アルコールとかある種のトランス状態にされていたそうで恐怖を取り除いていたんだろうな
丁重にもてなされていたなんて話も聞いたことあるし。
異文化ーって感じです。